システムの力で効率化を進め、
お客様に還元する
自動補充システム開発プロジェクト
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対談者プロフィール

2000年 入社:
課長
A.I

2020年 入社:
マネジャー
E.N
プロジェクトの背景・課題・目的と結果
属人的かつアナログだった
発注作業をシステム化
A.I
従来の発注作業では、毎日売り場を回り約7,000商品の売れ行きを見た上で、発注台帳ノートに数量を記載するというアナログかつ属人的な手法を採用していました。売上や粗利などに直結する重要な発注作業を、個人の経験や勘に委ねているうえに、労働時間の約14%をこの作業が占めるほど時間がかかることを課題視。作業量や発注数量の平準化のために、サンベルクスが求める発注の基準を作成するためのインフラづくりが必要だと考え、自動補充システム開発プロジェクトを発足しました。
E.N
発注作業をシステム化するにあたり、作業者がどのような計算式で発注量を決めているのかを把握し、見える化することから始めました。発注経験が豊富な複数の社員にヒアリングし、計算式を作成。在庫量や売行きから発注量を導き出すアルゴリズムを作り、指定の時間に自動的に発注数が算出されるシステムを開発しました。起案された発注数は店舗側で調整できるため、臨機応変な対応も可能です。スマホで簡単に操作できるシステムの導入により、発注作業の労働時間は従来の3分の1程度となる3%まで圧縮することができました。

実現ストーリー
相手の立場を考えながら進めたからこそ
広く活用されるシステムになった
A.I
開発したシステムは活用してもらわなければ意味がありません。各店舗に説明しに行った際、最初は「これで本当に大丈夫なのか」とネガティブな反応も見られましたが、じっくり時間をかけて対話することを意識し、徐々に理解を広げられました。プロジェクトメンバー全員が自分の役割を正しく理解して行動し、相手の立場を考えながら進められたからこそ、システムを活用してもらえるようになったと思います。
E.N
システム部門と現場の意見のすり合わせにも丁寧に時間をかけました。例えば、売れ行きが悪い商品は発注量を抑えることが理論上正しいと考えがちですが、店舗側からすると、売り場の商品量にバラつきが出るのは顧客満足度低下につながりかねないといいます。お互いの思想をすり合わせて、店舗ごとに発注量を調整できる仕様にすることで、納得のいくシステムにできたと思います。
A.I
全店舗で同水準の売り場づくりができるようになった一方で、店舗ごとの個性も出せる点を評価してもらえていますよね。また、発注作業は社員だけでなくパートナーも担当していたのですが、責任重大な仕事が自動化されたことで「精神的負担が減ってありがたい」という声を多数いただきました。
E.N
年末はいつも以上にお客様が増え、欠品が出やすい傾向があるのですが、導入後は欠品状況が明らかに減り売上が伸びたことにも達成感がありましたね。また、システム導入により人時生産性を500円以上向上させるという目標を立てていたのですが、結果的に約1,000円向上させられ、労働生産性改善に大きく貢献できました。

サンベルクスならではの強み・可能性
システムの内製化を推進し
労働生産性をさらに向上させる
A.I
サンベルクスはシステムの内製化を進めています。実は以前にも自動補充システムを導入しようと、外部のパッケージシステムを採用したのですが、当社のスタイルではイレギュラーが多く、新規機能を追加するにも多額の費用がかかることが課題でした。内製化すると改善のために積極的に挑戦できますし、同じ目線で議論できるため、より質の高いシステムを開発できます。また、「文字をもっと大きくしてほしい」といった、現場から上がってくる意見にもきめ細やかに対応できるため、常に使いやすさを向上させられています。
E.N
私は前職で同じようなプロジェクトに携わった経験があるのですが、教育に苦戦したことをよく覚えています。その点、サンベルクスは数店舗を管理するSV制度があるため、システムの教育を効率的かつ迅速に進められたと感じています。何か伝えたいことがあった場合、現場の社員と信頼関係を築いているSVを通じて各店舗に指導してもらえるので、浸透するスピードが速いと思います。

サンベルクスで働くということ
お客様目線を持ち続け
魅力あふれる店舗づくりのために挑戦する
E.N
私の家の近くにはベルクスの店舗がないのですが、近所にできたら毎日通うと断言できるほど好きなスーパーマーケットです。鮮度も安さも売り場も魅力的で、その強みを裏側から支えられていることにやりがいを感じています。今後は、サンベルクスが所有権を持ち倉庫に保管する商品のDC在庫に関するルールの整備に携わりたいと思います。商品部門と物流部門、店舗それぞれの立場を尊重し、ものの流れを最適化するのが目標です。物流を最適化すれば業務効率化や営業利益向上につながり、結果的にお客様に様々な形で還元できると考えています。
A.I
サンベルクスは、創業当時から徹底して「売る側の都合で商売するな。お客様目線を持ち続ける」と考えています。魅力あふれる季節の商品を揃え、お客様目線の値付けをすることで、いつでも楽しく買い物をしていただける店舗づくりを目指しています。また、新入社員やパートナーの「これを売りたい」といった提案も積極的に受け入れています。固定概念にとらわれず、従業員の挑戦をサポートする社風が好きですね。これからも様々な仕組みを整えて業務効率化を進め、「日本のウォルマート」と言われるほど会社を成長させたいと思います。


