自動車メーカー基準の労働生産性を目指し、
社員とお客様に幸せを還元したい

鈴木 優喜朗

2001年 入社:

専務

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効率化を進めながらこだわりを追求し、
日本トップクラスの労働生産性を実現したい

どの業界においても人手不足は喫緊の課題です。厚生労働省の調査によると、日本の労働人口は2020年の7300万人から2030年は5500万人と、大幅な減少が見込まれており、高い確率で現実になることが予測されています。このような人手不足の深刻化により、全ての産業において人材獲得合戦が始まること。そして、欧米諸国と日本の平均年収の差が約2倍あること。この2点を踏まえて、当社は自動車メーカー基準の高い労働生産性と給与水準の向上を目指すべきだと考えました。

1時間に稼ぐ粗利高である人時生産性(労働生産性)は、全産業平均が5,000円となっていますが、上場スーパーマーケット34社の平均は4,000円。私たちの業界は全産業の80%の労働生産性しかありません。労働生産性が低いと給与水準も向上せず、社員のモチベーションが低下してしまいますし、就職先として不人気になってしまうでしょう。そこで、サンベルクスは労働生産性を高めるためのあらゆる取り組みに尽力し、スーパーマーケット業界1位の人時生産性5,500円を達成しました。

しかし、冷静に考えると、全産業の平均よりも少し高いレベルです。ここで満足してしまってはいけません。そこで、社内の視座を高めるべく、日本を代表する産業である「自動車メーカー」基準の労働生産性を目標にしたのです。

労働生産性向上の取り組みに着手した時、最初に決めたことは「何にこだわるか」ということ。つまり、こだわると決めた点はどれだけ生産性が低くてもぶらさずこだわり、それ以外の点は徹底して効率を追求することです。

例えば、青果部門が各店舗で製造している自家製の漬物は、各店舗の作業場で漬物製造業の免許を取得し、HACCPに準拠する製造工程を採用しています。1個100円というお得な価格で、400万個の年間販売数となっていますが、決して儲かる商品ではありません。しかし、多くのお客様から厚い支持をいただいており、来店動機にもなっているこだわりの商品です。このような商品を各部門で強化し、顧客満足度向上に努めています。 

また、労働生産性を高めることで年収1,000万円超えの社員が5年目より2倍に増加し、社員全体の年収が底上げされています。一方で労働時間は減少傾向にあり、その結果、離職率も低下。一般的に労働生産性向上の施策は、労働時間の短縮だけに目が向けられがちですが、当社はその効果の分だけ、お客様と社員にバランスよく還元したいと考えています。

社員一人ひとりが当事者意識を持ち
本気で生産性向上に取り組める環境を作る

生産性向上のための具体的な取り組みとして、最初に行ったのは正しい打刻を徹底することです。万が一サービス残業が発生してしまっていては、いくら改善のための取り組みを行ったとしても、その効果を計ることはできません。そこで当社では、新たに内部監査部を設置。さらに一店舗あたり20台のカメラを導入し、定期監査を実施することで、サービス残業が発生しない状態を作りました。

その上で諸々の施策を実施していきましたが、中でもインパクトの大きかったのは、自動補充システムの導入です。世界最大のスーパーマーケットチェーンであるアメリカのウォルマートをモデルとし、発注を得意とする本社員・パートナー社員の業務ロジックを調査。そのアルゴリズムを導き出した上で、社内開発を行いました。

また社員一人ひとりのスキルアップによる生産性向上を目指し、2024年にはベルクス大学を開講。入社1年目から5年目を対象とした社員教育、中途採用者研修、問題解決スキル研修、さらには社内ビジネススクール(MBA)などの研修も充実させ、OFF-JTで学び、スキルアップができる環境を整えました。研修は常時アップデートしていく予定で、2026年にはチェーンストア理論研修も開始する予定です。

ただし、こうした取り組みの一つひとつは、社員一人ひとりが当事者意識を持って、自発的に意識や行動を変えていくことで、初めてその真価を発揮するものだと思っています。そこで当社では、評価制度に関しても生産性向上とリンクするような仕組みにしています。

当社の店組織は、店長の下に青果・精肉・惣菜・鮮魚・グロサリーの5つの営業部門があり、それぞれの部門に一人ずつマネジャーがいるという体制になっています。私たちは彼らを経営者として位置付け、会社経営に最も重要視される二つの要素「業績を黒字にすること」と「一時間に稼ぐ荒利高」を、KPI(重要業績評価指標)として評価するようにしています。こうすることで、前述したサービス残業を良しとしない環境などとも合わさり、決められた時間の中でいかに効率的に成果を出していけるかを考えていけるようになるのです。実際、部門マネジャーのもとでは多くのパートナー社員さん達が働いてくれていますが、本来そうしたKPIを設定していない彼らも、自身の働く部門がいくらの人時生産性を出しているかを言えるほど、その意識を高めることができています。 

また現在、直輸入品の強化を進めており、2025年の実績はコンテナ100本。2026年には150本を計画しています。世界には、まだまだ美味しい物・珍しい物がたくさんあり、それらを見つけ出すために、私たちは世界中の展示会に足を運び、発掘し、貿易手続きを行っています。そこでの支払いは外貨。経理部は証券会社・銀行と為替相場を日々睨みながらデリバティブ取引も行うなど、良い商品を1円でも安く、お客様に提供できるように努力しています。将来的には、アメリカで有名なトレーダージョーズのような、見ているだけでも楽しめるような売場を広げ、お客様を喜ばせたいと思っています。

個々の力を最大限に発揮することで
世界に誇るサンベルクスを目指す

当社はスーパーマーケット業界トップレベルの業績を上げていますが、全産業の水準で見るとまだまだ高みを目指せます。物価が上昇し続けるなか、私たちの業界がもっと頑張り、上を目指さなければなりません。そこで重要になるのが、サンベルクスの陸上部です。

あらゆる業界で活躍する体育系人材を当社も積極的に迎え入れ、持ち前のパワーでスーパーマーケット業界を引っ張ってほしいと思い立ち上げた陸上部。チームスポーツである駅伝に力を入れており、創部2年でニューイヤー駅伝出場を果たしました。

駅伝など陸上競技の大会で日本を代表する企業に勝つことで、当社の社員やスーパーマーケット業界に勤める人々に勇気と希望を与えたい。そして、「自分たちにもできる」と感じてもらい、意識改革を進めることで、本業でもさらに上を目指す機運を高めたいと考えています。陸上部の活躍が社員の刺激となり、切磋琢磨しあうことで、サンベルクスが世界を代表する優良中堅スーパーマーケットへと進化することを願っています。

ビジネスの世界で重要なことは、自分の強みを生かすことです。学生時代はどうしても苦手科目の克服ばかりに目が行きがちですが、ビジネスではその必要はありません。自分の強みを活かせる場所を探し出し、その場所で自分の強みを徹底して磨いていけば、必ず社会に貢献できる人材になれるはずです。当社には30部門120職種があり、あなたの強みを活かせる場所が必ずあります。物価上昇の中、生活に苦しんでいる方々を支え、食で日本国民の暮らしを豊かにする仕事にともに励んでいきましょう。

採用情報

当たり前を超え、期待を超える。
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